中総体後の挑戦に向けて

中総体のような大会に参加する目的は何でしょう?
私は,他と競うことで自分の「実力を知ること,そして強い相手や敗北に立ち向かい,プレッシャーの中で実力を発揮できる力を培うことにあると思っています。
大会に出て,他の人やチームと競い合う経験はどうでしたか?一つも勝てなかった人も,念願の初勝利をおさめた人も,目標までは果たせなかった人も,いろんなことを感じ取ってきたはずです。
その中でも私は,「悔しさを噛み締めること」が大事だと思います。負けて悔しかったはずです。自分はもっと出来ると思う気持ちがあるから,悔しいのです。
「負けに不思議な負けなし」と言います。負ける理由から目を背けていては,いつまもでも勝てません。一番悔しかったのはどんなことですか。そこに次につながるヒントがあるように思います。
次に勝つために,自分はこれから何をすべきか考え,実践する。そして再び挑戦する。それがチャレンジャーのすることです。悔しさがある限り,挑戦は続くのです。
中総体までを一区切りにして,3年生も,1・2年生も,これまでの経験を糧に,前を向くこと。新たな可能性を心に思い描くこと。次に勝つための努力を始めること。
自分なら出来るかもしれない。きっと出来るはず。
そんな挑戦の気持ちを片時も忘れずに,それぞれの次の目標に向かっていって欲しいと思います。