中総体後の挑戦に向けて

中総体のような大会に参加する目的は何でしょう?
私は,他と競うことで自分の「実力を知ること,そして強い相手や敗北に立ち向かい,プレッシャーの中で実力を発揮できる力を培うことにあると思っています。
大会に出て,他の人やチームと競い合う経験はどうでしたか?一つも勝てなかった人も,念願の初勝利をおさめた人も,目標までは果たせなかった人も,いろんなことを感じ取ってきたはずです。
その中でも私は,「悔しさを噛み締めること」が大事だと思います。負けて悔しかったはずです。自分はもっと出来ると思う気持ちがあるから,悔しいのです。
「負けに不思議な負けなし」と言います。負ける理由から目を背けていては,いつまもでも勝てません。一番悔しかったのはどんなことですか。そこに次につながるヒントがあるように思います。
次に勝つために,自分はこれから何をすべきか考え,実践する。そして再び挑戦する。それがチャレンジャーのすることです。悔しさがある限り,挑戦は続くのです。
中総体までを一区切りにして,3年生も,1・2年生も,これまでの経験を糧に,前を向くこと。新たな可能性を心に思い描くこと。次に勝つための努力を始めること。
自分なら出来るかもしれない。きっと出来るはず。
そんな挑戦の気持ちを片時も忘れずに,それぞれの次の目標に向かっていって欲しいと思います。

あずまねカフェ@ゲスト・ティーチャーの皆様へ

キャリア教育特別授業「春のあずまねカフェ」は,皆様のご理解とご協力のお陰で,本校生徒たちにとって心に残る有意義な学びとなりました。ここにあらためて感謝と御礼を申し上げます。
生徒たちは,ゲスト・ティーチャーお一人お一人が心を寄せて取り組むことについて,本人を前にして直に対話することで,「職業観」や「人生観」について考えを広げ深めることができたように思います。

また,ゲスト・ティーチャーの皆様から寄せられた事後アンケートには,「参加する大人にとっても貴重な機会になったこと」,「今後も続けてほしいこと」等,応援のメッセージをいただき,とても励みになっております。どうもありがとうございます。

今後生徒たちは,「ふるさと学習」で「調べてみたいことを探す(1年)・体験してみたいことを探す(2年)・解決してみたいことを探す(3年)」 ことをきっかけに,それぞれ探求テーマを設けて学んでいくことになります。11月9日(水)の授業参観日には,再び地域の方々を招いて探求学習の成果を発表する「秋のあずまネカフェ」を開催する予定です。その際は是非ご来校いただき,生徒の発表へのご意見やご感想を寄せいていただければと思います。

紫波三中では今後も引き続き,「あらゆる立場の大人達が子どもたちの未来を一緒に考え育てる」学びを進めて参りますので,変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

あずまねカフェ@髙橋誠さんへ

  • お酒を造るにあたっての大変さを学ぶことができました。(A.Asanuma)
  • 日本酒の売れ行きは、下がっていることが分かりました。また高橋誠さんは自分が作った日本酒を飲んでもらっておいしいと言ってもらうことが嬉しいとおしゃっていました。この経験をいかしていきたいです。(H.Katayama)
  • お酒への強い情熱を感じることができました。将来お酒に関わる仕事に就きたいと思いました。ありがとうございました。(H.Nakamura)
  • 日本酒製造にあたって、最初はみんな完璧ではないという事がわかりました。そして、岩手の特色を活かし、お米から日本酒を作るという情熱も感じられました。(H.Abe)
  • お酒について多くのことを学ぶことができました。お酒を造るまでに約2か月かかり、体力的にも疲れる中お酒を造っていることがすごいと思いました。高橋さんの作ったお酒をお客さんが「おいしい」と言っていただくことがうれしいとおっしゃっていました。人に向けて働くことがいいことだと、改めて実感することができました。ありがとうございました。(A.Igarashi)
  • 日本酒を作るのに2ヶ月かかることが分かりました。発酵するのに1ヶ月かかるのも分かりました。そして、一番嬉しいのは、お客さんにおいしいと言ってもらうことだということが分かりました。たくさん聞けて良かったです。ありがとうございました。(H.Yoshikawa)
  • 日本酒の売上上昇のために、たくさんの策を考えていてとても「日本酒」に、たいしての思いをとても感じました。堀米地区の魅力を生かしていてとてもいい、職業だと思いました。ありがとうございました。(U.Kagimoto)
  • お酒について込める思いがすごく伝わりました。とても良い体験になりました。日本酒を改めて学べていい機会になりました。(K.Kawamura)