生徒の活躍が続いています

9月13日に令和4年度第1回岩手県はばたき賞表彰式が行われました。この賞は,文化や芸術・スポーツなどの分野で優れた成績をおさめた児童・生徒に贈られるものです。本校総合文化部は,木工工作コンクールの全国最優秀賞が認められての受賞です。岩手県教育委員会教育長から賞状とトロフィーを授与していただきました。岩手朝日テレビのニュース映像で授賞式の様子が視聴できます。

9月7日〜9日に開催された志和八幡宮例大祭に1年生6名が参加しました。久々に祭囃子が聞こえる秋を迎えることが出来ました。山車の運行を支えた地一騎の皆さん,お疲れ様でした。
9月8日に開催された岩手県英語弁論大会では,3年生の須川さんが暗唱の部で決勝に残る発表をしてきました。

全日本合唱コンクール岩手県大会

8月28日(日)に岩手県民会館大ホールで行われたコンクールに特設合唱部18名が参加し、素敵な歌声を響かせてきました。聴いていてとても幸せな気持ちになりました。
審査の結果、銅賞に入賞しました。以下、審査員の講評を抜粋して紹介します。

  • 1曲目 「君をのせて」
    • 曲の世界観にあった柔らかな音色で歌えていてよい!! 美しいメロディを素敵に歌えていると思います。
    • ハーモニーがきれいで、言葉もよく聞き取れます。頭声、胸声をつなげ、声を育てるには適する選曲です。
    • 曲調をよくとらえていて声の音色など適切な表現をしていたと思います。誠実な歌唱で心にしみるものがありました。
    • ジブリ映像に君たちの歌声がBGMとして流れる…そのイメージを持っただけでもっと輝きます。とても丁寧な美しい声です。「自分の声を磨く!」その先に合唱人の道があります。入り込んでみましょう!
  • 2曲目 「この町が好き」
    • 作品に対する共感がひしひしと伝わってくる素敵な演奏でした。自分たちの思いを策人に重ね合わせて歌うことができていたのではないでしょうか。
    • 「緑広がるこの町を」とうたわれるこの曲は、まさに紫波三中の皆さんのためのような曲。歌詞を読み込んで歌ってみましょう。
    • 最初のmpの音色が美しい!! とても丁寧に歌えています。ピアニストも上手!! 音がきれいです。
    • 低い声で頑張らず、きれいな響きで歌えましたね。これからも是非、先生とともに楽しんでコーラスを続けてください!
  • 合唱団にあった選曲に共感します。音域・声部共に無理がないので、自然な合唱になっています。声を合わせること、聞きあうことがきちんと行われていて、心地よいです。
  • ピアノも柔らかく合唱を支えていました(拍手)。
  • 練習時にピアノを外してアカペラで歌うことを沢山取り入れることで、ハーモニー感覚を養うことが出来ると思います。もっと上手になりますよ!!

特設合唱部の今後の活動予定をお知らせします。歌声を皆さんにお届けできる機会になればと思います。

9月19日(月・祝) IBCこども音楽コンクール(矢巾町・田園ホール)
10月1日(土)   紫波町芸術祭合唱合奏部門(紫波中央公民館)
10月8日(土)   三中祭(紫波三中体育館)

紫波地区中学校駅伝大会の記録

男子(各区間3km)

1走 松本 10:54 2走 照井 11:15 3走 鷹木 12:34
4走 伊藤 11:39 5走 齊藤 11:41 6走 山口 11:32 総合 1:09:36 第6位

最後の大会に臨んだ3年生が気合の走りを見せてくれたレースでした。声援に声やポーズで応えて頑張る姿に感動しました。

女子(1,4区3km 2,3区2km)

1走 髙橋 17:09 2走 生内 12:10 3走 杉浦 10:49
4走 畠山 10:55 5走 髙野 14:44 総合 1:05:47 第7位

上位のチームからは大きく離されたレースにはなりましたが、最後まで懸命に走りました。

ご声援ありがとうございました。

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命の授業を行いました

終業式の日の午前中,「精神科医として 今,中学生に伝えたいこと〜ネット・ゲームが人間関係に及ぼす弊害〜」と題して,未来の風せいわ病院 理事長 智田文徳 先生による特別授業を行いました。
目標は,この会場にいる全員が、これから先もインターネット・ゲーム依存(障害)にならないこと。「もうやめて」と注意されても聞く耳を持たず,自分ではやめられなくなるのが「依存」。それは病気であり治療が必要な状態であることを,実例や脳科学の知見を紹介していただきながら学びました。
理性(心のブレーキ)が発達する25歳ころまでは,子供に依存性の高いもの(法律で禁じられているお酒やギャンブルや未だ法律が定まっていない依存性の高いゲーム等)を与えるのは危険であることを,子供も大人も知っておかねばなりません。
また,ネット・ゲーム依存になりにくい人・なりやすい人の特徴も教えていただきました。

なりにくい人の特徴なりやすい人の特徴
自分の良いところも、 悪いところも知っている
学校に自分の居場所がある
悩んでいる時や困った時、 人に頼ることができる
ひとりぼっちの人

そして,依存症になりそうな人,つまり孤立している人や,何かに悩んでいる人がいた時,傍にそっといるだけで,スクールカウンセラーのように相手をわかろうとすること,その人に心を傾け,話をじっと聴くだけで,友達の大きな力になれることも学びました。

本校生徒の中にも,夜更かしをしてゲーム漬けになり「依存症の崖っぷち」にいる生徒がいるかもしれません。今日の学びを忘れずに,この夏休みを過ごして欲しいと思います。

しわねっとの表紙を飾りました

「紫波町の広報紙しわねっとで総合文化部による木工工作コンクールの取組を紹介したい」という申し出があり,カメラマンやライター,デザイナーを引き連れて取材を受けたのは,先月のことでした。それが完成し全戸配布されたので,皆さんのお手元にも届いたこととと思います。
作品を囲む生徒たちから満面の笑みを引き出していただき,27ページの「しわの作り手大百科」では,創意工夫してつくり上げた作品の魅力もわかりやすく文章に表現していただきました。ありがとうございました。

小5・中2による案山子づくりについて

紫波三中と西の杜学園は、今年から同じ田んぼで米づくりに取り組んでいます。そこで、何か一緒に取り組めることがないか考え、新里さんに相談したところ、すずめたちが実ったお米を食べにくるのに困っているそうなので、「子どもたちに案山子つくってもらってはどうでしょう?」と話したところ、「是非ともやってほしい」と賛成していただきました。
手づくりの案山子を立てた田んぼを想像してみてください。自分達の田圃だという目標ことが一目でわかるようになります。スズメにお米が食べられませんようにという願いも湧いてきます。地域の方々にも注目していただくこともでるでしょう。これまで以上にお米づくりに対する関心が高まるのではないでしょうか。
そこで現在,紫波三中の総合文化部に依頼して,カカシを試作してもらっています。校長室前に展示してあるので,だんだんできあがっていく様子をご覧ください。
8月の田んぼには,穂が出て色づく前の軟らかい米をねらって,一足先に馳走に預かろうとするスズメがやってきます。稲穂を守るためにどんなカカシを立てればスズメが驚くか,児童生徒の知恵を絞ったデザインを楽しみにしています。

材料提供のお願い

主な材料は木材とペットボトル,古着,古新聞です。事前の芯づくりのため,班毎に500mlのペットボトルを10本,300mlのペットボトルを2本が必要です。ご家庭で不要になった空きペットボトルを1人2本程度,7/8(金)までに学校に持ってきていただくようお願いします。
また,衣装となる古着屋や新聞も1学期中に各班で集めておきたいので,ご家庭のご協力をお願いします。
なお,案山子づくりは夏休み中に小5・中2合同制作日を設けて行う予定です。

中総体後の挑戦に向けて

中総体のような大会に参加する目的は何でしょう?
私は,他と競うことで自分の「実力を知ること,そして強い相手や敗北に立ち向かい,プレッシャーの中で実力を発揮できる力を培うことにあると思っています。
大会に出て,他の人やチームと競い合う経験はどうでしたか?一つも勝てなかった人も,念願の初勝利をおさめた人も,目標までは果たせなかった人も,いろんなことを感じ取ってきたはずです。
その中でも私は,「悔しさを噛み締めること」が大事だと思います。負けて悔しかったはずです。自分はもっと出来ると思う気持ちがあるから,悔しいのです。
「負けに不思議な負けなし」と言います。負ける理由から目を背けていては,いつまもでも勝てません。一番悔しかったのはどんなことですか。そこに次につながるヒントがあるように思います。
次に勝つために,自分はこれから何をすべきか考え,実践する。そして再び挑戦する。それがチャレンジャーのすることです。悔しさがある限り,挑戦は続くのです。
中総体までを一区切りにして,3年生も,1・2年生も,これまでの経験を糧に,前を向くこと。新たな可能性を心に思い描くこと。次に勝つための努力を始めること。
自分なら出来るかもしれない。きっと出来るはず。
そんな挑戦の気持ちを片時も忘れずに,それぞれの次の目標に向かっていって欲しいと思います。